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「魅せる工場夜景展」報告書PDF

 
A-Lab Exhibition Vol.2
魅せる工場展
 
尼崎には工場のある風景があり、それらはものづくりの街としての存在感を発信しています。そびえ立つ煙突、きれいに整列した配管、うねるようなダクト、湧き上がる水蒸気…。それらを眺めていると、見せるためではなく、工場の機能を最大限発揮するために造られた一つひとつが、とても面白い表情や美しい姿を見せてくれていることに気づきます。まさに機能美。夜になると灯された明かりがそれらを一層魅せる姿に演出します。

2016年、「全国工場夜景サミット」が市制100周年を迎えた尼崎市で開催されます。その一環としてA-Lab Exhibition vol.2では、写真家・小林哲朗と建築家・西山広志と奥平桂子の2人で活動しているNO ARCHITECTSが工場の魅力を空間に表現します。力強さの奥に見えてくる美しさを体験してください。

 
会期:平成28年1月20日(水)〜平成28年2月28日(日)
休館日:火曜日
開館時間:月・水〜金 午前11時〜午後7時
     土・日・祝 午前10時〜午後6時
入場料:無料
 
アーティストトーク 2月14日(日)午後2時〜 
小林哲朗さんとNO ARCHITECTSの西山広志さんが今回の展示内容や工場夜景や建築の魅力など日ごろの活動についてお話しします。定員先着30人。当日直接会場へ。

 


 
 kobayashi2.jpg◆ 小林哲朗 Tetsurou Kobayashi
1978年生まれ。尼崎市在住。趣味で始めた写真活動が広がり、2012年プロカメラマンへ転身。前職は保育士。工場、廃墟、巨大建造物等を作品として撮影している。主な出版物は写真集「廃墟ディスカバリー」「工場ディスカバリー」シリーズ。その他ポートレートも手掛けるなど、ジャンルを問わず撮影をしている。カメラ雑誌への執筆、撮影イベントの講師や講演会なども。よみうり神戸文化センター「小林哲朗のデジカメ写真塾」講師。
 
 

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◆ NO ARCHITECTS
西山広志(1983年大阪生まれ)と奥平桂子(1983年神戸生まれ)による共同主宰。2009年神戸芸術工科大学大学院修士課程を共に修了し、nishiyamahiroshiokudairakeikoとして活動を開始。2011年 大阪市此花区への事務所移転に伴い NO ARCHITECTS設立。現在、建築をベースに、設計やデザイン、インスタレーション、ワークショップ、会場構成、まちづくりなど活動は多岐にわたる。