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「まちの中の時間」報告書PDF

 

A-Lab Exhibition Vol.1
まちの中の時間
 尼崎市で新たにスタートする[A-Lab]のオープニング展覧会として「まちの中の時間」をテーマに、現代アートの分野で活躍する、ヤマガミユキヒロ、小出麻代、田中健作の若手作家3人によるプロジェクト型のグループ展を開催します。
 本展覧会は、プロジェクトのキックオフイベントとして位置付けています。今回は各作家がこれまでに制作した作品を中心に展示を構成。それぞれの作家の表現スタイルやテーマへの取り組みなどを伝えるとともに、現代アートに親しんでもらうことを目的に実施します。
絵画と映像を組み合わせたキャンパス・プロジェクションという独自の手法で制作しているヤマガミユキヒロ、様々な空間でインスタレーションを展開している小出麻代、写真を中心に映像、立体など幅広い作品を制作している田中健作。本展覧会後、数ヶ月〜1年にわたって、3作家が地域の中でフィールドワークやリサーチなどを行い、来年度以降にそれぞれ「まちの中の時間」を意識した新作を制作し、個展で発表する計画です。
 平成28年に市制100周年を迎える尼崎。今回のプロジェクトを通じ、まちに流れる時間を改めて見つめ、まちの風景やコミュニティ、地域が持っている記憶など、3人の作家と一緒に新たなまちの魅力を見つけていきたいと考えています。
 
会期:平成27年11月29日(日)〜平成28年1月11日(月・祝)
休館日:火曜日、12月29日〜1月3日
開館時間:月・水〜金 午前11時〜午後7時
     土・日・祝 午前10時〜午後6時
入場料:無料
 
アーティストトーク 12月5日(土)午後2時〜 
3人の作家が今回の展示内容と本プロジェクトで今後展開していくプランをお話しします。定員先着30人。当日直接会場へ。

ヤマガミ.jpgヤマガミユキヒロ Yukihiro Yamagami
1976年高槻市生まれ。2000年京都精華大学美術学部卒業。
主な展覧会に「六甲ミーツ・アート芸術散歩2013」(六甲山/兵庫 2013)、「窓の外、恋の旅。/風景と表現」(芦屋市立美術博物館/兵庫 2014)、「テンプス・フーギット-大山崎山荘とヤマガミユキヒロの視点」(アサヒビール大山崎山荘美術館/京都 2015)、個展「Noises,Crowds,and Silent Airs」(GalleryPARC/京都 2015)、「たかさき発! 鉄道とアートの旅」(高崎市美術館/群馬 2015)

koide.jpg◆ 小出麻代 Mayo Koide
1983年吹田市生まれ。2009年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程芸術専攻版画分野修了。
主な展覧会に、「1floor2012『TTYTT,-to tell you the truth,-』金井悠、小出麻代」(神戸アートビレッジセンター/兵庫 2012)、「すいこみ  はきだし  ひろがる」(LABORATORY/京都 2013)
「空のうえ 水のした 七色のはじまり」(the three konohana 大阪 2014)、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2015」(新潟 2015)

tanaka.jpg◆ 田中健作 Kensaku Tanaka
1987年尼崎市生まれ。2012年宝塚大学大学院修士課程メディア・造形研究科修了。
主な展覧会に、個展「Tsunami Scars」(ニコンプラザ仙台フォトギャラリー/宮城 2014)、「PHOTO SPEAKS 2015」(釜山 2015)、「第2回北京国際写真週間"Photo Beijing"」(北京 2014)、「10×10’s ShashinZine Fest NYC‒Shashin :Photography from Japan」(NY 2015)、「S q u a r e 3 0 P h o t o g r a p h y E x h i b i t i o n 」(Gallery ARTISLONG/京都 2015)