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「まちの記憶」報告書PDF



A-Lab Exhibition Vol.10
まちの記憶
 
 本展覧会は2015年に開催されたあまらぶアートラボ「A-Lab」オープニング展覧会「まちの中の時間」をキックオフとする一連のプロジェクトによるものです。
 「まちの中の時間」プロジェクトとは、オープニング展覧会に出展したヤマガミユキヒロ氏・小出麻代氏・田中健作氏の3名の作家たちが、展覧会終了後、尼崎の中でおよそ1年間のフィールドワークやリサーチに取り組み、「まちに流れる時間」をテーマに順次個展として発表するものです。今回の田中氏の展覧会は昨年10月に開催したヤマガミ氏の個展「ロケーション・ハンティング」、今年3月に開催した小出氏の個展「うまれくるもの」に続く、3つ目の展覧会となります。
 尼崎市は兵庫県南東部に位置し、南は大阪湾に面し、住宅地・商業地・工業地が混在し、人もまちも多様性溢れるエネルギッシュで魅力なまちです。本展覧会では、作者自身が生まれ育った尼崎のまちと自身を重ね合わせた、尼崎をテーマにした作品、まち・記憶という普遍的なテーマでこれまでに制作してきた作品、作者が近年取り組んでいる「LIFEISLIGHT」というアーティストユニットで制作した作品の大きく3つの展開で作品を発表します。また、市民の方がワークショップで制作した作品も、展示の一部となります。
 
田中健作
1987年生まれ、兵庫県尼崎市出身。 これまで、マスメディアから得た情報と現場で感じたギャップをテーマにメディアを問わず作品を発表してきた。主な展覧会に2011年 個展 “Foot-and-Mouth Disease”みやざきアートセンター、宮崎 / 2014年 個展 “Tsunami Scars”ニコンプラザ仙台フォトギャラリー、宮城/ 2012年 個展“The 4th Dali International Photography Exhibition”日本館、大理・中国など。国内外で個展・グループ展多数。2012年には中国で開催された国際写真祭で、日本人として唯一“Asia Pioneer Photographer Award”の10人に選出され、世界巡回展に参加。 ウェブサイト http://www.kensakutanaka.com

会期
2017年10月14日(土)〜11月23日(木)
開館時間
(平日)11時〜19時
(土日祝)10時〜18時 ※火曜日休館
会場
あまらぶアートラボ「A-Lab」(尼崎市西長洲町2-33-1)
入場料
無料
 
関連イベント
①ワークショップ「プロジェクションマッピングを身近に」
  “プロと一緒に尼崎をモチーフにした素材でデジタルアートに挑戦”
 日時 10月21日㈯ 午後1時 ー 午後3時(事前申込制)
 対象 10歳以上
 定員 5名
 講師 北川淳一(メディアクリエイター)
 
②ワークショップ「想い出のシャボン玉」
  “市内で撮影した写真を持参し、思い出と共に作品にして残そう”
 日時 10月28日㈯ 午後0時 ー 午後2時(事前申込制)
 対象 10歳以上
 定員 10名
 講師 麻野匠子(写真家)
 
③ワークショップ「光る洞窟壁画」
  “施設内に洞窟が出現、光で浮き上がる壁画をみんなで描こう”
 日時 11月5日㈰ 午後0時 ー 午後2時(事前申込制)
 対象 8歳まで(保護者同伴)
 定員 15名
 講師 LIFEISLIGHT(アートユニット)
 
※ワークショップ申込は電話で市役所シティプロモーション事業担当
(06-6489-6385)まで
 
主催
尼崎市
協力
ベイ・コミュニケーションズ 
芸術文化振興基金助成事業 / 関西元気文化圏参加事業 / 関西文化の日参加施設 / beyond2020参加事業