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A-Lab Exhibition Vol.24
「ディスタンス 〜間隔と感覚〜」
2020年8月1日(土)-2020年9月22日(火)(祝)
開館時間=(平日)11:00-19:00、(土・日・祝)=10:00-18:00
休館日=火曜日(祝日の場合は、その翌日)
入場料=無料
主催=尼崎市
協力=ベイ・コミュニケーションズ
この度、あまらぶアートラボ「A-Lab」(えーらぼ)では、展覧会「ディスタンス 〜間隔と感覚〜」を開催します。新型コロナウイルス対策で、人同士の間隔をあけることとして使われているソーシャル・ディスタンス。本展は日常の言葉として使われはじめている「ディスタンス」から、物理的な尺度だけでなく、いろいろな距離をテーマにしています。それぞれの作品から、人と人との距離はもちろん、精神的な距離、人とモノとの距離、記憶のような時間との距離など、個々人があらゆる場面で遭遇する様々な”距離”について感じてもらえたら幸いです。
本展の背景には距離を取るということは、相手や対象を意識することになり、その相互の関係性の距離は却って縮まってくるのではないかという思いがあります。このような時代だからこそ、もう一度、他者との関係や大事なものとの距離などについて考えてみてはいかがでしょうか。
【作家プロフィール】
上坂 直 Uesaka Nao
1991年、兵庫県生まれ。縮尺を繰りながら制作することを通して、現代都市の在り方への疑問や違和感、そこに潜む人間らしさと向き合う【受賞】アートハウスおやべ現代造形展特別賞・北日本新聞社賞(2019)、Tokyo Midtown Award 準グランプリ受賞(2015)【展覧会】六本木アートナイト2019(六本木ヒルズ他)、新鋭作家展「あ、これ、ウチのことです。」(川口市立アートギャラリー・アトリア)2019、NIIGATAオフィス・アート・ストリート 2017
大洲大作 Oozu Daisaku
1973年、大阪府生まれ。列車などの車窓にうつろい滲む、営為をうつす光そして影を掬いあげる作品《光のシークエンス》《遠/近》などを制作【展覧会】大洲大作 未完の螺旋(京成電鉄 旧博物館動物園駅)2019、めがねと旅する美術展(青森県立・島根県立石見・静岡県立美術館)2018-2019、あいちトリエンナーレ×アートラボあいち 窓から。2018、それぞれのリアル(A-Lab)2018、Another Tokyo(スパイラル)2018、ラブラブショー2(青森県立美術館)2017、さいたまトリエンナーレ 2016
木藤富士夫 Kito Fujio
1976年、神奈川県生まれ。日常のよく目にするものは実はその時代のその時にしかないものであることを考えて、作者の時代の懐かしいもの、おもに遊具関係を撮影している【展覧会】UNKNOWN ASIA EXTRA ASIAN ART EXCHANGE(大阪 中之島ダイビル)2019、公園遊具(鳥羽)公園遊具(銀座・大阪ニコンサロン)2019、#005PHOTO PLAYGROUND(銀座SONY PARK)2019、公園遊具(池袋ジュンク堂)2017、田園城市 秋元机氏 二人展「JAMAIS VIU」(台北)2017
本多 大和 Honda Yamato
1988年、東京都生まれ。「みたて遊び」や「発想体験」をキーワードに、体験型インスタレーションやアニメーション、トイアプリ等の制作を行う。演出手法はプログラミング、映像、イラスト、絵本、仕掛け制作、音響など【受賞】SICF20 EXIBITION オーディエンス賞(2019)、アジアデジタルアート大賞展 FUKUOKA 一般/インタラクティブアート部門入賞(2018)、文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品(2013)【展覧会】TWO POCKET (HALO SPACE04)2020、六甲ミーツアート 2019
【関連イベント】
8月8日(土)午後3時から5時、大阪電気通信大学教授で、アートプロデューサーの原久子さんを進行役に迎え、出展作家とのオンライントークをライブ配信いたしました。
【大切なお知らせ】
会場では新型コロナウイルス感染予防および拡大防止対策を実施しております。
会場入口付近にも設置しておりますので、ぜひご鑑賞前にご一読いただければ幸いです。
皆様のご理解・ご協力をお願い致します。